このところテナントビルの現場がつづいています。
それらのプロジェクトのテナントスペースは、内装工事をする前のスケルトン状態でのお引き渡しとすることが通例で、建設の各種工事において基準となる位置を床面に記載する墨出しが残された状態となります。
その墨が、美しい。
色々な職人さんが仕事しやすいように、間違いにくい表現で、丁寧に書かれています。
本来は仕上げ材に覆われて建物が出来上がってしまうと人の目には触れることがないのに、とても丁寧に。
設計図とはまた別の次元で建物を律している墨。
その存在に何とも魅力を感じるこのところです。
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